「結果を見ることはできない。でもきっと緑豊かな未来になる。そう信じて、今自分がアクションを起こす」

  

UGG®が提唱するFEEL GOOD.とは、持続可能な未来を築くため、環境、コミュニティー、イノベーションという3つの柱を中心に活動を行なっています。この取り組みに共感してくれるFEEL GOOD.な考え方や行動、それに伴う活動をしている方に寄り添います。

今回UGG®がお届けするFEEL GOOD.なストーリーとしてフィーチャーするのは、more treesの事務局長として森林保全活動などに取り組んでいる水谷伸吉さん。 製造工程において森林伐採が不要な天然ゴムのソールや、ユーカリを素材とする環境に配慮したPlant Powerコレクションを履いてもらった水谷伸吉さんに、ご自身のFEEL GOOD.な活動について話を聞きました。

 

どういった活動(職業)をしていますか。また、ご自身が安らげる場所、自分らしくいられる場所はどこですか。

2007年に音楽家の坂本龍一氏が立ち上げた森林保全団体more treesの事務局長をしています。現在、世界では1秒間にテニスコート15面分の森林が失われていると言われています。その要因は基本的には人間の経済活動に起因するものなので、その生態系とのバランスが非常によろしくないと危機感を持って始まった活動です。具体的には、日本各地の15か所、フィリピン、インドネシアでの森林保全を展開しています。

平行して、つみきやスツール、まな板などのプロダクトを作り、木材の循環を促しています。日本では戦後、大量に植えたスギが木材として利用できるまでに育っているもかかわらず、多くを海外から輸入してしまっていることによって木材自給率が3割強しかないんです。その歪さをサスティナブルな状態に変えていけるように活動をしています。

安らげる場所は、白金台にある国立科学博物館附属の自然教育園ですね。年パスを買って、子どもと一緒に行きますね。

NEUMEL NATURAL(レディース / メンズ ニューメル ナチュラル)

 

普段はどのようなライフスタイルを送っていますか。

「都市と森をつなぐ架け橋」をコンセプトに活動しているので、東京をベースに国内外各地域へ森林保全のサポートに行くこともあります。それぞれのカウンターパートと協力して、森のメンテナンスをお願いしています。

 

衣食住、日々の暮らしからエコロジーやエシカル、サスティナブルに気をつけている事がありましたら、具体的に教えてください。

消費するものに対して、できるだけ繋がりを感じるようにしています。例えば、コンセントの先がどこに繋がっているかをイメージすること。電気って日本では火力発電が多いのですが、今は風力や太陽光の電気など、再生可能エネルギーを選ぶことができます。また、このお茶はどの産地で育ち、どんな方が作っているのか、身につけるものはオーガニックコットンなのかとか。局面で意識的に原材料や生産国を見たり、ラベルがあるかどうかをちょっとだけ気にするようにしています。「消費は投票と一緒」と思っていて、物を買うことは応援していることとある意味一緒なので、この先も存続してもらいたい企業へ想いを込めて買うということでしょうか。

 

現在の環境問題について、ご自身が普段からリアルに気になることはありますか。

気候変動が一番大きな問題だと思っています。農作物の不作や自然災害、グローバルだと水不足によって起こる紛争や、海面上昇によって土地を逃れる移民など、いろんな元凶になることだと思うので、地球温暖化に端を発する気候変動が心配ですね。

 

「持続可能なファッション」や、「おしゃれで環境に優しい素材」と聞いて、思い浮かべることはありますか。また、ファッション分野でのサスティナブルについて、どう捉えていますか。

服は身近だからこそ、サスティナビリティという発信がすごく大事だし、敏感になりますね。原材料の大きなひとつがコットンですし、従来は原綿を生産するのに大量の農薬や化学肥料を投入して、国によっては児童労働も多かったのですが、サスティナビリティの重要性に気付いたアパレルが今後どのように変わっていくことだと思います。

 

そのほかに、どんなことでも良いので、サスティナブルな活動をしていることがありましたら教えてください。

ソーシャルグッドなものって往々にして価格が高いんですよね。more treesのプロダクトの「つみき」も高いと言われることがあるのですが、これが我々にとってサスティナブルな価格なので、安くするということは、木材価格や生産者さんに負担がかかります。「つみき」のデザインは隈研吾さんにお願いして、宮崎県諸塚村のスギを使っています。材料や加工まで地元の職人さんに依頼することで、森はもちろん、地域社会の継続的な発展にも貢献しています。その他にも、継続的にみなさんのライフスタイルに寄り添った物を、と考えています。

 

より良い次世代社会を作っていくうえで、大切なこととは何だと思いますか。

今、我が家には1歳と4歳になる子どもたちがいます。彼らが大人になった時の未来の地球環境を良くしていきたいと心から思いますね。

それにはまず、グローバリゼーションを見直す必要があると思います。国際社会共通の目標SDGsの17個の中でも、森林は15番目「陸の生態系を守ろう」とあるのですが、森林を守れば、6番の「水資源」や13番の「気候変動」、木材をサスティナブルに供給できるという意味では12番目の「つくる責任、つかう責任」も解決できると思うのです。歴史を紐解くと、人間の行きすぎた開発によって、本来接触し得ない奥地にまで開発が及んでしてしまい、新たな感染症を私たち自身が生み出してしまったという側面もあります。ですから、SDGsの3番目の「健康」という点も森林保護は当てはまるのです。

森林ってとても守備範囲が広く、懐が深い。そういう網羅性も、ちゃんとお伝えしていきたいなと思っています。 

 

アグの靴を履かれて、履き心地どうでしたか。普段履いている靴と比べて何か変化はありますか。

妻が履いているので、女性メインのブランドだと思っていたのですが、メンズもあることを知りました。起毛がフワッとして足に優しく、履き心地が良いですね。

 

今回のシリーズでは、森林伐採が不要な天然ゴムのソールやユーカリの木を素材として、少量ずつ手作業で作られています。同ブランドの取り組みやシューズにどんな印象をお持ちですか。 僕、さりげなさってすごく大事だと思います。「エコだぞ!」ってわざわざ言わなくてもマテリアルとして使っているのが当たり前になって欲しいと思っているので。もちろん今のフェーズでは、まだそうではない素材を使っているファストファッションのメーカーもある中で、差別化ということでも、消費者への気づきを与えるということで、発信することはすごく大事だと思います。

 

NEUMEL NATURAL(レディース / メンズ ニューメル ナチュラル)

 

 

投稿 FEEL GOOD WITH SHINKICHI MIZUTANI(水谷伸吉)THE BLOG. に最初に表示されました。